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「会社は毎日つぶれている」



この本、なんとも刺激的なタイトルですが、その当てが全く外れない、あるいは良い意味で裏切ってくれる内容でした。

著者は6000億円もの不良債権を抱えた大手商社「日商岩井」の社長として様々な事業を清算、その経験から来る経営論を本書にて語っています。

創業社長ではない、マイナスのスタートからのトップであるだけに、その究極のリスクヘッジ感覚は驚嘆を覚えるものがあります。小さなリスクの見落としが命取りとなるベンチャー企業にとっては大変参考になります。

ちなみにタイトルの「毎日つぶれている」という表現は、実際的な倒産を指すのではなく、「組織のほころびを1日放置すれば、倒産へのプロセスを1歩進めていることになる」ということです。まだまだ未熟ではありますが、リスクの先見性を磨かねばなりません。


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Posted by 株式会社アロンジェ小林永  at 00:47 │Comments(0)企画営業の読書

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