2010年12月12日
「私と小鳥と鈴と」。
子育てをしていると常々自らの勉強不足に驚くのですが、特に童謡や「みんなの歌」の素晴らしさに最近気が付きました。
中でも「私と小鳥と鈴と」の曲、歌詞ともに深く心を打たれるものがあります。
「私と小鳥と鈴と」
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
「みんなちがって、みんないい」。
この美しいフレーズを生み出した金子みすずさんは、1930年に26歳の若さで自ら死を選んでいます。金子さん自身はもしかしたら幸福とは言い切れない人生だったのかもしれません。
しかし、その視点から生まれる語彙には人間以外の万物に含まれた愛情が深く刻み込まれており、今も金子さんの詩に魅了される人が後を絶たないといいます。その意味では「彼女は未だ死を遂げていない」と考えることもできるでしょう。
Youtubeにも素晴らしい動画が掲載されています。
中でも「私と小鳥と鈴と」の曲、歌詞ともに深く心を打たれるものがあります。
「私と小鳥と鈴と」
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
「みんなちがって、みんないい」。
この美しいフレーズを生み出した金子みすずさんは、1930年に26歳の若さで自ら死を選んでいます。金子さん自身はもしかしたら幸福とは言い切れない人生だったのかもしれません。
しかし、その視点から生まれる語彙には人間以外の万物に含まれた愛情が深く刻み込まれており、今も金子さんの詩に魅了される人が後を絶たないといいます。その意味では「彼女は未だ死を遂げていない」と考えることもできるでしょう。
Youtubeにも素晴らしい動画が掲載されています。