「救急車に乗る」

株式会社アロンジェ小林永

2010年12月12日 00:13

12月10日金曜日の夜に急きょ救急車に乗ることになりました。
(予定立てて乗ることなどは誰もないとは思いますが)


娘の容体が緊急的に悪化したのですが、年末は本当に色々なことがあります。だからこそ師走といわれるのでしょう。私は師ではないので、特に全速力で生きなければなりません。

取り急ぎは東山の救急病院に搬送したのち入院手続きをとり、自宅に戻って妻と娘の荷物諸々を確保し、職場に戻ってモバイルPCを整理し各種残った仕事を行い、深夜に再度救急病院に入ったのですが、特に症状がけいれんだったためにかなり慌ただしい対応でした。

基本的には24時間仕事をしていても眠気以外は苦にはならないのですが、こういった機会ばかりは当然ながら家族の時間をとることが任務なのではないかなと思います。
多忙の「忙」は「心」を「亡くす」と書きます。仕事は当然社会貢献として必要ですが、自らが心を亡くさないような仕事の仕方をしなくてはなりませんね。自分自身が心を亡くした仕事は誰も幸せにしないでしょう。


子供を育てていると、知らない間に私自身が育てられる、と感じることが本当に多いですね。
そんな2歳の娘は最近私を見ると「バキュン!バキュン!」と銃撃することが趣味だったりします。(西部警察の見せ過ぎでしょうか。)
運ばれた翌日、そんな娘の動作を見て妙に安堵しました。その安堵は納品や目標達成の安堵とはまた違った、細胞そのものに訴えかける安堵感かもしれません。私たちも犬や猫と同様、あくまで生き物である、ということを忘れてはいけないですね。

関連記事