人づくり危機「不安3世代」。
漫然と読んでいましたが驚愕しました。当社はまさに会社をしょって立つ人財たちがこの世代だからです。
ちなみにこういった特集は当然、鵜呑みにするのではなくあくまでマクロの視点として考えることが重要ですね。しかしなかなか刺激的な記事ではありました。
●バブル世代(1986年~1992年入社世代)
「自分勝手な管理職」
・短期的な成果に注力してしまう傾向がある
・若手の面倒を見ない
●就職氷河期世代(1993年~2005年入社世代)
「意欲低下した現場リーダー」
・仕事を通じて実現したい夢や欲望がない
・責任を負いたくない
●ゆとり教育世代(2008年~入社世代)
「安定志向の草食系新人」
・叱られた経験が少ない
・言われた以上のことは実行しない
今そしてこれから企業を支えていくこれらの3世代には上記のような大きな不安要素が存在し、それを以下に乗り越えていくかが課題という記事でした。
ちなみに本誌内ではイロイロな企業の取り組みが掲載されていて非常に参考になります。
●自発的に学び、教えるための風土作り
●「チームのため」を意識するための企業文化
●押し付けるのではなく、いかに気付いてもらうかの取り組み
これらをトップダウンで行うことにより、世代の壁を超えることができるのではないか、という印象をうけました。
ちなみに個人的には世代というのは非常に重要な前提条件であり、実際的に自分自身の思考に影響を及ぼしている点は非常に多いと思っています。(私はいわゆる就職氷河期世代ですが)
しかし、それでもなお、やはり世代や肩書きではなく、企業としてはあくまでも「役割」で判断していく姿勢を持っていたいと考えます。
関連記事