豪雨の奈良

株式会社アロンジェ小林永

2010年07月15日 12:27

昨日は奈良県へ出張でした。西日本全域が非常に強い雨で、場所が山間部ということもあり心配でしたが、幸い全く無事に往復することができました。




西日本の中でも、特に奈良と和歌山は歴史的に「京都以前」という雰囲気が色濃く出ている地域だと思います。地名ひとつとっても、平安京以前の神話に由来する名前がとても多く、想像力をかきたてられます。
特に山間部にある地域が生まれたエピソードにはかなりの歴史的ロマンを感じます。興味のある方は是非調べてみてください。


英語や金融を学ぶのも大変結構ですし、国際化の時代には必須だと思うのですが、「じゃああなたのルーツは何?」と聞かれたとき、やはり歴史に対する意識を持って話すことが必要だと思います。そうでなければ外国の方との英会話も「異文化交流」ではなく一方的な「異文化勉強」になってしまいかねません。それでは相手も面白くないことでしょう。

一息に語ってしまうと誤解も多くなってしまうのですが、まずはもっと国際化を意識した「世界史の中での日本史教育」と「地理と日本史の関係教育」が求められますね!

社会科の先生方には是非明日の日本のために、奮闘して頂きたく思います。
※余談ですが私も高校時代、社会科教師を目指した時期がありました。

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